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2012年09月22日

先生から落ちこぼれって言われちゃいました!

このごろ、なんでも病名をつけるのがはやっています。
ちょっとでも落ち着きがなかったり、ボーっとしていたら
やれ多動性症候群だとか、学習障害児だとか
学校でちゃんとできないのは子供の責任だよと言わんばかりです。

学校の懇談でこんなこと言われたら、よっぽどかわったお母さん以外は
ビックリ仰天でしょうね。

私が関わった子供の中に、小学2年生で学校の先生から落ちこぼれ宣言をされた子供がいました。
というより、宣言されちゃったから私の所に来たと言った方が事実ですが。

この子は、少し落ち着きがなく、集中力・暗記力・持続力が普通の子供(こんな子供いるのかな)に比べるととっても弱かったんです。
学校では勉強をするどころか、じっとすわっているのも苦手なようでした。
だから、いつも先生に怒られていたようです。

どこかで、私どもの教室を聞きつけ
藁をもすがる思いで頼みに来られていることが
お母さんの真剣な顔からも読み取ることが出来ました。

はじめて、彼を見たときは普通の子供のようだったのですが、
お母さんから、学校の先生にいわれた事を聞いて耳を疑いました。
「あなたのお子さんは小学2年生ですがすでに落ちこぼれています。
このままでは学校生活を続けるのは難しいと思います。
特殊学級(当時はこんな言い方も許されていました)に
変わった方がいいのではありませんか。」

うわーとっても大変な子が来ちゃった、と思ったのですが
子供がとても素直だったこと、
こんな子供でも預ってもらえますかというお母さんのわが子への思い、
お母さんが私のことを信用してくれているんだ、と感じたこと、
面談をしているうちに「なんとかしなくっちゃ」、と一念発起、預ることにしました。

でも、学校の先生ももう少し言い方があったのにとおもうんですよ。
もし、自分の子が面と向かって、しかも学校の先生から
このような言われかたをされたらきっと親の方が落ち込んでしまいますよね。

当時は(15年ほど前)は能力(脳力)開発的な教室、しかも小学生低学年を預かっている教室は
あまりなかったと思います。
もちろん就学前の幼児教室は花盛りでしたよ。

で、その後彼はどうなったかというと
小学5年生で児童会立候補
6年生では会長を務め
中学入試も見事クリアー
ラグビークラブで活躍し
無事、私立ですが大学にも合格しました。

お母さん、子供の可能性は無限です。
少しぐらい成績が悪いからと言って
「この子はどうしようもない子だから諦めているの」
なんて、小学3年生や4年生で軽々しく諦めないで下さい。

先生から落ちこぼれって言われちゃいました!





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Posted by フェイス君 at 01:00│Comments(0)子育て
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